やすらぎ通信 vol.51 「自律神経」

今回は自律神経についてお話ししたいと思います。
自律神経とは身体の調子を整える大切な神経であり、医学的に注目を集めている分野でもあります。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経は簡単に言うと人が興奮状態になるように作用し、副交感神経はいわばリラックスした状態になるように作用します。
そのなかでも今回は副交感神経についてお話します。
先程述べた通り副交感神経はリラックスするように作用する神経ですが、その時唯一活発になるのが腸なんです。
腸は食べたものを分解し、栄養を吸収するという重要な役割があります。
そのため副交感神経がうまく働かないと腸の動きが悪くなり、便が貯まったり、腸の環境が悪くなるので、腸で栄養に富んだ血液を送り出せず、汚い血液になってしまいます。

それによって1.便秘 2.吹き出物 3.肌荒れなどの症状が出ます。
これらの症状を出さないために副交感神経をしっかり働かせて、腸の環境をよくする方法があります。

1.朝にコップ一杯の水を飲むこと
2.食事前にコップ一杯の水を飲むこと
3.ヨーグルトを食べること

水を飲むと身体の中で胃結腸反射と言うのが起こり、腸の動きを活発にしてくれます。
ヨーグルトは腸内細菌を整えてくれる作用があるので腸の環境が良くなり、栄養をしっかり吸収してくれます。

もしよければ、「朝にコップ一杯の水を飲む」事から習慣づけてみてはいかがでしょうか。