やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信vol.83 『カビとダニ』

梅雨入りまではもう少しありますが、徐々に気温・湿度が上がって蒸し暑い日が出てきましたね。
今回は一足早く梅雨の季節に気を付けたい『カビダニ』についてです。
ようやく花粉症が落ち着いたのに、梅雨の時期になるとまたくしゃみやかゆみが・・・
という方は、もしかしたらカビやダニが原因のアレルギーかもしれません。
 
◆高温多湿でカビ・ダニが急増
ダニの繁殖・・・室温20℃~30℃湿度が60~80%
          さらに餌となる人や動物のフケ、食べ残しなどがある場所
        ふとんやぬいぐるみ、カーペットなど
カビの繁殖・・・温度は20℃湿度は60%を越えると繁殖率がUP
 
6~8月の平均湿度は、70%を越えます。
最近の住宅の構造は高密度・高断熱で空気がこもり易く
ダニ・カビの発生は昔より高くなっていると言われています。

◆対策
カビ・ダニを増やさない原則として、下記が重要です。
 ・湿度を高めない
 ・こまめな掃除と洗濯
 ・ホコリや湿気がたまりにくい家具配置
 ・換気
お風呂場の対策
最もカビが発生しやすい浴室。
・使用後は必ず換気使用中も換気扇を点けておく
・シャワーの後はできるだけ水滴を拭き取る
冷水を浴室全体にかけて温度を下げる
 またカビの餌になる石鹸カスを洗い流す
・発生したカビの除去をこまめに行う
 
キッチンの対策
食中毒対策の意味でも清潔にする
・食材は新鮮なうちに使い切る
・料理中は、湿度があがるので、換気扇を回す
・ゴミ箱は、こまめに空にして、定期的に洗う
・戸棚は晴れた日に開け放って換気する
 
ベッドや布団の対策
一番の方法はこまめな洗濯。布団やシーツなどはこまめに洗う。
寝ている間にかく汗で、布団は思っている以上に湿気を吸収
 しているので、布団を収納する際は、広げて乾かしてからにする
・天気の良い日に布団を干すのはダニの除去に効果的
 ただし布団叩きをすると布団の中のダニの死骸が表面に出てきてしまうので避ける
掃除機で吸い取るのもおすすめ
 布団に掃除機をかけるための道具や掃除機ヘッドも市販されているようです
・最近では、ダニを通さないシーツや、布団カバー、枕カバーが売られているようです
 
部屋全体の対策
・カビ・ダニの餌となるホコリがたまりにくい家具配置を心がける
・押入れやクローゼットは湿気が溜まらないよう、定期的に開け放って空気の入れ換える
・エアコンで部屋の湿度を下げるのは効果的ですが、エアコンはカビの発生ポイントでもあります。
 使用後の温度差で内部に水滴がたまり、さらに内部のホコリと結びついてカビの好む環境になってしまうからです。
 対策としては、エアコン使用後はしばらく送風機能を使い、内部の水滴を飛ばしましょう。
 また、エアコンフィルターの掃除も忘れないように。
 
ジメジメしたこの季節を快適に過ごしていきましょう