やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 vol.121 『残暑バテ』

今年は全国各地で猛暑日を更新する暑さが続き、立秋を過ぎてもまだまだ暑い日が続いています。
残暑というにはまだまだ暑い日が続いていますが、今回のテーマは『残暑バテ』です。


毎日暑い日が続くことで体調を崩してしまうことをよく夏バテと言いますが、
残暑バテは朝晩がやや涼しくなり始め、昼夜の温度差により体調を崩してしまうことを言います。
ここ数年は10月くらいまで暑い日が続くので、注意が必要です。


◆原因
内臓機能の低下
冷たい食べ物・飲み物は体温を下げるのに効果的ですが、摂り過ぎは内臓の血流が悪くなり、
内蔵の機能が低下してしまいます。
薄着や冷水のシャワー、冷房で身体を冷やし過ぎるのも内臓に負担をかけます。
自律神経の乱れ
睡眠不足や昼夜の温度差、エアコンによる温度差による生活リズムの乱れが自律神経の乱れに繋がります。



◆対策
食事・・・ビタミンB1をしっかりと摂りましょう。ビタミンB1は糖質を分解する酵素を助け、
     エネルギーに変える働きがあります。
     ビタミンB1が不足すると、エネルギーが減り疲れやすくなったりイライラやむくみの原因となります。
     豚肉やウナギ、ニンニク、枝豆、蕎麦、玄米に含まれています。
睡眠・・・人に限らず動物は寝ることで、自然治癒力が高まります。夜寝つきが悪い人は短時間の昼寝も効果があります。
運動・・・朝晩などの比較的涼しい時間に、軽いウォーキングやジョギングをすることで、生活リズムが整い易くなります。
(あまり暑い日は控えましょう)
温度(体温)調節・・・部屋の温度を下げ過ぎないようにしたり、扇風機を使う時も風が直接当たらないようにしましょう。
水分補給をする時もなるべく常温や体温に近い温度にして摂りましょう。


自律神経の乱れには温灸も効果があります。
夏場はやや敬遠されがちな温灸ですが、残暑バテの予防にいかがでしょうか?