やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 7月号♪

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やすらぎ通信 7月号

これから夏も本番。毎年のように気温が上がり、体調管理に気を抜けない季節です。そんな時はこれを食べて元気に夏を乗り切りましょう!!

『鰻(うなぎ)』

奈良時代大伴家持が痩身の吉田石麻呂に歌いました。

「石麻呂に 我物申す 夏痩せに 良しといふものぞ 鰻(むなぎ)捕り喫(め)せ」
(訳:石麻呂さん、夏痩せに良いそうだから鰻を捕って食べてくださいね)

古くから鰻は健康のために食されていた事が伺えます。実際に鰻は極めて栄養価が高い優れた食品です。その内容は、たんぱく質やビタミンA、B1、B2、D、E、カルシウムなどミネラルや不飽和脂肪酸EPADHAなど。
特に多いビタミンAは粘膜を強化、視覚を正常に保つ働きがあり、胃腸の保護や風邪を予防します。欠乏すると生殖機能が衰え精子の量が不足してくる、成長が抑制されるなど様々な障害が起きてきます。鰻100gにビタミンAは5000IU。これはチーズの約4倍、たまごの約6倍あり、一日に必要なビタミンAを蒲焼き一人前でまかなえる量です。
ビタミンの豊富な鰻ですが、
ビタミンCを摂ることはできませんので野菜などと一緒に頂くとさらにバランスの取れた食事になると思います。
また、一見脂っぽくてカロリーが高そうですが、嬉しいことに意外と低い。しかも脂質はDHAEPAを含む高度不飽和脂肪酸が豊富です。常温でも固まらず、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす作用があります。

このように鰻は栄養豊富な優れた食材であることがわかります。夏バテに良いと言われるのも納得ですね!今年は豊漁で安いそうなので、たくさん食べて元気に過ごしましょう!!

担当:清水

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《鰻と枝豆のおろし和え》

分量(2~3人分)
うなぎ蒲焼…1/3尾
大根…5cm
枝豆(冷凍)…1掴み
◆酢…大さじ1
◆砂糖…小さじ1
◆みりん…小さじ1
◆薄口醤油…小さじ1

1、◆の調味料を合わせておく。
2、枝豆は解凍し、鞘から出す。うなぎは食べやすい大きさに切る。大根はすりおろして水気を切る。
3、大根おろしと◆の調味料を合わせ、枝豆とうなぎを加えて和えたらお皿に盛って完成!

夏の暑さで弱った胃腸にも優しい♪
さっぱり食べられます!