やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信vol.33 「乾燥肌対策」(11.2.15)

今回は乾燥肌対策です。
都心でも雪が積もり冬本番を迎えました。
冷たい空気や乾燥するこの時期は、肌への刺激が強く、多くの方が肌のかさつきを感じるようになります。
白い粉がふく、カサカサして痒い、髭剃りの跡がヒリヒリするなどをそのまま放っておくと、
かゆみなどのトラブルに発展することも。毎日の生活に乾燥対策を取り入れましょう。
洗顔・身体を洗う
肌は乾燥すると、刺激から守るバリア機能が低下するため、
いつもより敏感になります。
かさつきを感じる時は、洗顔料やボディソープは
洗浄力の強いもの香料の入ったものは控え、
低刺激タイプの石けんやボディソープを使いましょう。
洗う時は、よく泡立てて、やさしく包み込むのがポイントです。
ナイロンタオルなどでごしごしこするのも刺激になるので厳禁です。

●暖房に頼り過ぎない
暖房器具の使用は、空気が乾燥し肌から水分が蒸発しやすく
肌の乾燥を招きます。
エアコンやストーブは設定温度を高くし過ぎないようにし、
室内に濡れタオルを干したり、加湿器で湿度を保ちましょう。
こたつや電気毛布、ホットカーペットなどは熱源が肌に近いため、
より注意が必要です。
特に電気毛布は就寝前に布団を温めたらスイッチを切
ようにするとよいでしょう。
 
●衣類の刺激を避ける
化学繊維やウールは肌を刺激することがあるので、
下着やパジャマ、寝具類は木綿や絹などの天然素材のもの
おすすめです。
天然素材でも、ゴワゴワした生地や古くなってけば立ったもの
避けましょう。
 
●お風呂上がりの保湿
健康な肌は汗や皮脂が混じった「皮脂膜」が、自然のクリームとなり
肌から水分が蒸発するのを防いでいます。
乾燥した肌は、この保護膜が不足している状態なので、
クリームなどの保湿剤で補うことが必要です。
特に入浴後は、入浴前より乾燥が進むといわれているので、
保湿剤を塗るのは洗顔後や入浴後が効果的です。
お風呂から上がったら水分をタオルで押さえるように拭き取り
すぐに、遅くとも15分以内に保湿剤を塗りましょう。
 
●バランスのよい食事
辛い食べ物やアルコール飲料は、かゆみを引き起こす
場合があるといわれているので、ほどほどにしましょう。
積極的に取りたいのは、皮膚の働きを助けるとされる栄養素です。
レバーや卵黄、緑黄色野菜、かんきつ類などに含まれるビタミンA
穀類や豆類、野菜などに含まれるビタミンE
納豆などに含まれるビタミンB2
ブロッコリーやかんきつ類などに含まれるビタミンC
さばやいわしなど「青魚」に含まれる脂肪酸EPAが代表的です。
こうした栄養素を中心にバランスのよい食事を心がけましょう。