やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 VOL。111

やすらぎ通信  VOL.111 担当:加賀谷 
 朝晩と気温が下がってきて秋らしくなってきましたね。 
  今回のテーマは冬場の脱水症状です。 
  脱水症状は夏ばかりではなく冬にでも起こるのです。 
・脱水症状とは? 
  生命を維持するのに必要最低限の体液が不足してしまうことです。 
  喉の渇き、口唇の乾燥、重度になると頭痛や倦怠感、嘔吐、錯乱などの症状です。 
・冬場に起こる脱水は、なぜ? 
 体内部の環境の変化や脱水に対する危機感の低下が理由です。 
・汗を意識しない冬場は危険! 
  冬に増加する不感蒸泄は意識しないうちに起きています。 
  夏場の脱水の多くは発汗です。 
  発汗は意識しやすいのに冬の不感蒸泄は意識しにくく脱水の危機感は下がってしまいます。 
  寒くなって「身体を冷やしたくない」という理由から水分を控える方がいます。 
  四季を問わず、こまめに水分補給しましょう。 
※不感蒸泄とは:汗以外で呼吸の時に含まれる水分と皮膚や粘膜か蒸発する水分の事。 
   脱水症状の時に効く食べ物
   水、スポーツドリンク、果物、野菜ジュース、ほうじ茶などがあります。
 ・スポーツドリンク
  脱水に加え下痢や嘔吐の症状がある時にも効果的です。
  このような症状がある脱水はNa欠乏性脱水と言われるものです。
  その際は水分と電解質(ナトリウム)の補給が必要です。
  スポーツドリンクには、これらが豊富に含まれています。
 ・果物
  ほとんどが水分の為、脱水症状に効果的です。
  ビタミン、ミネラルが豊富に含まれます。
 ・野菜ジュース
  手早くミネラル、ビタミン、水分を補給する事が出来ます。
 ・ほうじ茶
  水分補給に最適なお茶です。
  緑茶と比べてカフェインやタンニンが少ないので脱水時の水分補給に最適です。
   脱水症状は脳卒中などの疾患の引き金になります。
   水分はしっかりコマメには補給しましょう。