やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信「成長ホルモン」 vol.115 國澤

今回は、成長ホルモンのお話です。 
皆さんは病院の診察などで「加齢によるものですね」と言われたことありませんか?
また「歳を取ったら筋肉は落ちるし体がたるんで…」 なんて話を聞きませんか? 
 
お肌のハリ、見た目の若々しさ、筋肉量、髪の毛のつや… 
老化現象をはね返す全ての鍵は成長ホルモンにあります。 
 
 
成長ホルモンは通常30歳近くなると急激に分泌が減り、40歳になると20歳の頃の4割になります。
因みに老人になるとほぼ出なくなると言われています。 
人間年齢を重ねると成長ホルモンが体内から無くなってしまうのでしょうか? 
 
答えはNOです! 
 
年齢を重ねても成長ホルモンを作る能力自体が衰えるわけではありません。
作られて脳の下垂体に貯蔵されている成長ホルモンを 分泌する能力・出すメカニズムが
加齢につれて低下してしまっているだけです。 
 
 
ドバっと分泌させるには… 
 
1.筋肉トレーニング 
筋力トレーニングをして、その後にしっかり休むと成長ホルモンが出てきます。トレーニングで傷ついた
筋肉繊維を修復・復活させるために必要な 成長ホルモンを出そうと体が働きます。
出来れば一回15分以上のトレーニングを心がけてください。 
 
2.睡眠 
成長ホルモンが一番出やすいゴールデンタイムは午後10時から12時。 
午後10時までには布団に入り熟睡してください。お忙しい方であれば
この時間のどこか一瞬だけでも熟睡できるようにしてください。 
 
3.栄養 
成長ホルモンの元はタンパク質です。 
アミノ酸、アルギニン、オルニチンを摂ることを心がけましょう。 
また、満腹の状態では成長ホルモンが分泌されないそうです。おなかが空いてから食べる習慣も大事です。 
 
 
この上記3点を行えている方は行えていない方と肉体年齢が絶対的に異なります。 
もしこの様な努力をしていらっしゃる方に対し知らずに加齢がどうこうなどと言ったとしたら
それは失礼極まりないことです。 
 
皆様も素敵で元気に歳を重ねられるように、成長ホルモンを少し気にしてみてください。 
因みにやすらぎ接骨院では新たにリハビリ&トレーニングルームを設立いたしました。 
詳細とご相談は担当の大内にお尋ねください。 
 
 
補足:骨端線という骨と軟骨との境目がある子供は成長ホルモンの働きにより
骨が縦に伸びますので身長が伸びますが、大人は伸びません。