やすらぎ通信2017 1月号

やすらぎ通信2017年1月号

新年明けましておめでとうございます！
寒さはまだこれからが本番ですね。
今回のやすらぎ通信では寒い時期に要注意の『ヒートショック』についてお話しします。

ヒートショックとは急激な温度変化によって血圧の上昇・下降が起こり、脈拍が早まり、心臓や血管への負担が増えてしまう現象です。
ヒートショックは脳、心臓血管障害につながる危険な状態です。

冬の夜、寒いトイレで冷たい便座に座って強くいきんだ時には、血圧・脈拍ともに急上昇して非常に危険です。お風呂場での事故も起こりやすいです。どちらも暖かい所から寒い所へ、寒い所から暖かい所への温度差の激しい状況でヒートショックは起こります。

予防策としてトイレに小型のヒーターを置く、便座カバーをつける、お風呂は蛇口ではなくシャワーでお湯を張って湯気で浴室から脱衣所まで温めておく工夫がお勧めです。そして、必ずかけ湯をしてから浴槽に入りましょう。

また、冬は夏よりも水分を摂ることが減りがちです。意識して水分を摂り、血液がドロドロにならないように気をつけましょう。

担当:長岡