やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信vol.20 「夏バテ」(10.08.26)

夏バテって?
皆さんが誤解し易い症状の一つに「夏バテ」があります。
夏バテは猛暑中に起こると考えらがちですが、実は秋風の吹き出す初秋の頃に一番起り易い
のです。
夏バテの主な症状には
めまい・食欲不振・無気力・便秘(下痢)・疲労感・鬱(うつ)など
があります。
夏バテは単に暑さにやられて疲れたというだけではなく、実はとても怖いものです。
 
どうしてなるの?
人間の自律神経は暑さ寒さへの慣れが遅く、対処にとても時間がかかります
例えば夏にクーラーの効いた部屋から外に出た際に、しばらく「暖かく感じている」時間がこれに当たります。
お勤めや買い物などこの暑さと涼しさが交互に繰り返されるので自律神経はとても疲れてしまいます。
また、夏場の発汗により水分不足と栄養不足がこれに拍車をかけます。
自律神経系がやられてしまうと睡眠が阻害されるだけでなく、内臓の働きや回復もとても低下します。
その結果、食欲不振が起こってしまうのです。
 
どうしたらいいの?
対処として睡眠の回復・栄養の摂取・自律神経系へのアプローチが必要です。
 
睡眠は?
睡眠は体温が1℃下がるタイミングで入り易くなります。
これは電気がない時代に昼の暑さの中で働き、夕方の涼しさが出てきた頃に眠りについていた名残です。
寝しなに少し熱めの入浴で強制的に体温を上げて↑クーラー等で体温を下げる↓のも良い手段です。
 
栄養は?
栄養はビタミンB(緑黄色野菜・枝豆・鰻・にんにく等)を多めに摂るように心がけましょう。
 
神経は?
自律神経には鍼灸治療がかなり有効です。