やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信vol.31「マスク」

やすらぎ通信   vol.31

先日、虎のマスクをしたヒーローから児童施設へランドセルや文房具などが届けられるという明るいニュースが
ありましたね。
また、インフルエンザの流行や花粉症といった厄介な季節にもなりました。
どちらも共通するのはマスクです。今回のやすらぎ通信はマスクについて少しお話させて頂きます。
マスクは風邪をひいた時、周囲の人にうつさないようにエチケットとして着用したり予防のためにすることが多いですが
なぜマスクをするといいのでしょうか?

まずマスクによって空気中のウィルスなどが口と鼻に入ってくるのを防ぎます。
逆に、咳やくしゃみをした際にウィルスや菌を含んだ唾(飛沫)が飛び散るのも防いでくれます。
ですが、さすがにウィルスの侵入を100%防ぐことは難しいようです。

そこでマスクの大事な役割のもう一つ加湿効果が非常に役に立ちます。
普段はのどや鼻の粘膜によってウィルスの侵入を防いでいます。しかし乾燥していると喉・鼻の粘膜が弱り、
ウィルスが簡単に体内へ侵入してしまいます。
マスクをすることで自分の息に含まれる水分でマスク内の湿度は3分程で一気に約80%まで上がります。
ウィルスにもいろいろありますが、インフルエンザウィルスに関しては湿度が60%あれば約8割は死滅してしまいます。
インフルエンザウィルスは湿気にとても弱いので予防には空間の加湿がとても効果的です。
それに加えて、マスクをしていると顔の防寒にもなります。便利ですね!

しかしマスクを使用する際、注意しなければいけないこともあります。
「暖かくて湿度が保てる」、言い方を変えれば「高温多湿」という事で雑菌が増えやすい環境になります。
ヘンなニオイがしたらそのマスクは廃棄した方が良いでしょう。マスクは1日1枚ずつ使う事をオススメします。
そんな時は使い捨てのマスクが非常に便利です。

これからの季節、是非マスクを利用して元気に乗り切りましょう!