やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 vol.42 『疲れに良いのは…甘い物!?』

夏至も過ぎ、暦の上では「夏」です。
梅雨終盤のジメジメと夏の暑さが入り混じるこの季節、とても疲れます…。

人間は疲れると甘い物がとても食べたくなる事があります。これは血液中のブドウ糖がエネルギーとして使われ、体が糖質の補給を要求しているからです。
補給すると血糖値は急上昇し一時的に疲労が回復しますが、その後血糖値は急激に低下し、疲労感は一層強くなってしまいます。
しかも糖質がエネルギーになるときビタミンB1を消費するので消費するのでB1不足になり疲労の回復まで遅らせかねません。
疲労回復には実は甘い物より、クエン酸を多く含むすっぱい食べ物の方が効果があります。

クエン酸疲労素といわれる乳酸などを燃焼させ、疲労回復を助ける物質でレモンなどの柑橘類や天然醸造酢に多く含まれています。
どうしても疲れて甘い物が食べたい!という場合はビタミンB1も補給しましょう。
尚、甘い物は酒のつまみにすると、ブドウ糖や果糖がアセトアルデヒドを分解するため、二日酔いの防止に役立ちます!!

ちなみに…
ビタミンB1が足りなくなると脚気になります。
*お酒も分解する過程でビタミンB1を消費します。くれぐれも呑み過ぎにはご注意ください!
ビタミンB1は、豚肉、うなぎ、玄米、枝豆、にんにく等に多く含まれます。
*ニンニクのにおいの素であるアリシンは、ビタミンB1と結合し、アリチアミンになり、長時間体内にとどまります。