やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信Vol.10 「お風呂」(10.01.15)

お風呂

大寒を前に、都心では初雪が観測され、いよいよ冬本番といったところでしょうか?
今回は「お風呂」です。
一日の疲れを癒すお風呂も、入り方次第でいろいろな効果があります。

お風呂は、温度や時間等を変えることで、
自律神経を刺激する効果があります。

自律神経とは交感神経副交感神経と呼ばれるもので、
交感神経は仕事や勉強、運動など活動する際
副交感神経はリラックスしたり睡眠、食べ物の消化など
身体を休める際
に働く神経です。

具体的には、
熱め(40℃以上)のお湯で交感神経が
少しぬるめ(38℃前後)のお湯で副交感神経が
刺激されます。

また、肩まで浸かるのは心臓への負担が大きいので、
お腹まで浸かる半身浴がおすすめです。

※お風呂は一時的に血圧の上昇や心拍数が増加します。
高齢者や心・循環器系疾患を持っている人は注意しましょう
(特に熱めのお風呂は注意してください)

それでは入り方をいくつか紹介します。
朝が苦手な方熱め(40℃以上)のお湯に3~5分入り、交感神経を刺激しましょう。
スッキリと目が覚めます。
時間の無い方は、さっとシャワーを浴びるだけでも構いません。
 ※逆に寝る前は控えましょう
  
冷え症少しぬるめ(38℃前後)のお湯に30分~1時間半身浴で、
副交感神経を刺激し、血行を良くしましょう。
途中、冷たいシャワーを冷える所にかけ、交感神経を刺激するとより
効果的です。
  
腹痛
胃酸過多や胃炎には、熱め(40℃以上)のお湯で交感神経を
刺激し、胃の働きを抑えましょう。
 ※ストレス性の時には交感神経が影響しているので、
   少しぬるめ(38℃前後)のお湯にし、副交感神経を刺激しましょう。
胃もたれや消化不良には少しぬるめ(38℃前後)のお湯の半身浴
で副交感神経を刺激しましょう。
  
便秘ぬるめ(体温より少し高い36.5℃くらい)のお湯に30分程度半身浴
副交感神経を刺激しましょう。
  
その他
 不眠症
 ストレス
不眠症は副交感神経がうまく働かない状態、
ストレスは交感神経が強くなりすぎている状態です。
なので、少しぬるめ(38℃前後)のお湯に20~30分半身浴
副交感神経を刺激しましょう。