やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 vol.86 『便秘3』

またまた、今回も便秘の続きです。

快便にするには、昔から「リンゴのおろし汁」が良いと言われてます。
皮付きのままのリンゴをおろしたものが良く効きますが、これにニンジンをプラスすると更に有効です。
どちらも食物繊維のペクチンを含み、これが腸の中でトローンとするので腸壁が保護され、下痢の人にも効きます。

更に仰向けになって、両腕で膝を抱え胸に押し付ける姿勢を10分ほど続けます。

おろし汁の服用後にこの運動を行うと一層効果的です。


【食物繊維とビフィズス菌
体内には悪玉菌・善玉菌を含めて100兆個もの細菌が住みついています。
その善玉菌の代表がビフィズス菌で、抗菌作用に優れ感染症を予防するうえ、腸の蠕動運動を活発にして消化吸収を 促して便通をよくします。

ビフィズス菌を増やすのがヨーグルトや乳酸飲料、食物繊維、フラクオリゴ糖などです。
これらを同時にとるとより有効で、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが良くなり、便秘だけでなく下痢止めにも役立ちます。

食物繊維を多く含む食材は、野菜、芋、果物、麦、玄米、豆、こんにゃく、キノコ、海藻などです。


【ツボ】
掌(てのほら)の小指側の、いわゆる空手チョップをするところの骨の際(きわ)を反対の手の親指でよく揉みほぐします。
小指側から人差し指の付け根くらいの方向に反対の手の親指を差し込むように押すのがコツです。
暇が或るときに、左右交互にやってみてください。