やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信 8月号♪

今回のやすらぎ通信は 「呼吸」についてお話します。

人は一日に約20000~30000回の呼吸をしています。
現代の人々はその呼吸が浅くなっているといわれています。
デスクワーク、スマートフォンなどによる悪い姿勢やストレスが増えたせいだといいます。

・呼吸が浅いと何がいけないの?
呼吸が浅いと十分に酸素が取り込めず、身体の大事な部分に酸素が行き渡りません。
脳への酸素が不足すれば、自律神経が乱れ、集中力の低下や不眠などの原因となります。
呼吸は胸や背中の筋肉、肋骨の間の筋肉、お腹の横隔膜といった肺の周りの筋肉によって行われています。
浅い呼吸だとその筋肉たちの動きも弱く硬くなってしまい、背中や肩のコリにつながります。
さらに呼吸には内臓の動きを助ける役割もあります。
呼吸でお腹が膨らんだり凹んだりすることで内臓も一緒に動かされ、血流を促進し内蔵機能の働きを保っています。
弱く浅い呼吸は身体の各機能を弱らせてしまうことになってしまいます。

・深呼吸しよう!
無意識に浅い呼吸になってしまうなら意識して深い呼吸をしてみましょう。
鼻から息をゆっくり吸って、おヘソのあたりに空気を溜めるようにお腹を膨らませ、溜めた空気をゆっくり、しっかり吐き出します。
腹式呼吸」です。
しっかり息を吐き切って、新鮮な空気を取り込みましょう。
これを10回ほど繰り返します。仰向けに寝ころがって行うと内蔵の動きもつきやすくなります。
さらに腕をあげてバンザイしたポーズで行えば、胸や肩のストレッチにもなりオススメです。
起きた時や寝る前に深呼吸して身体を整えて、夏バテ知らずで8月も乗り切りましょう!

担当:長岡