やすらぎ通信 4月号♪

やすらぎ通信4月号

咲き誇る花々が春の訪れを感じさせてくれる今日この頃。
今回は特に女性に嬉しい効能がいっぱいのこの食材です。↓↓↓

『グレープフルーツ』

年中市場に出回っているグレープフルーツですが、旬は4～5月。残念ながら気候が合わないため、日本での生産はほとんどありません。
日本に輸入されているものはアメリカ産が多く、輸入が始まった昭和の頃は高級フルーツでした。「酸味や苦味が苦手」「水っぽくて栄養がなさそう」という印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実はビタミンCやポリフェノール類が豊富で様々な効能が期待できます。

【美肌・美白】
ビタミンCやリモノイド、ナリンギンなどのポリフェノール類による高酸化作用によって肌老化を予防。メラニン色素沈着を抑制することで美白効果も。

【ダイエットサポート】
約90％が水分で、100gあたり38kcalと果物の中でも低カロリー。ナリンギンによる血流改善や血中脂肪酸の分解促進作用が報告されており、食欲抑制作用も期待。香り成分（精油成分）のヌートカトンには交感神経を活発化させ脂肪燃焼を促す作用があると報告されているが、精油の成分でもあるリモネンは消化器系を活発にするため食欲増進も見込まれるためダイエット効果は賛否両論。

【抗ストレス・精神安定】
ビタミンCはストレス下で分泌される抗ストレスホルモン「副腎皮質ホルモン」の合成にも関わることから、不足なく補うことでストレス耐性を高めることにも繋がると考えられる。苦味成分のナリンギン、香り成分のリモネンにもリラックス効果が期待。

他にもまだまだ効能がありますが、食べる前に注意点が1つあります。
カルシウム拮抗剤や睡眠薬（トリアゾラム）、精神安定剤などと併用すると、薬が効きすぎてしまい具合が悪くなる場合があります。
高血圧の治療薬などに対しても副作用を引き起こす可能性が指摘されていますから、医薬品を服用中の方は
食べるタイミングなどを医師・薬剤師に相談するようにしましょう。

担当：清水佳子