やすらぎ鍼灸接骨院の日記

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やすらぎ通信vol.114 『手荒れ』

新年、あけましておめでとうございます。今年もやすらぎ接骨院をよろしくお願いいたします。
寒さが厳しいこの季節は手荒れが気になる方も多いと思います。
今回のテーマは「手荒れ」です。
手荒れを進めてしまう注意しなければならない生活習慣や対処法をご紹介します。

◆手荒れをひどくする生活習慣
●お風呂
熱いお湯は手の保湿性を損ねてしまいます。手を湯船から出して入るようにしましょう。
お風呂そのものは身体を温め、血行が良くなり、新陳代謝も上がり、治りが良くなります

●家事(食器洗い)を素手で行う
洗剤の界面活性剤は刺激が強く手の油分も失われます。
そのため食器用洗剤の付いたスポンジが手荒れの原因となります。
ゴム手袋を使用し、何回も行うのではなく、なるべくまとめて洗うようにしましょう。

●アルコール消毒
風邪やインフルエンザ等いろいろな病気が怖いこの季節は手の消毒も行いますが、
アルコールが蒸発する際に手の油分や水分も一緒に蒸発し、乾燥・手荒れの原因となります。
クリームは消毒の前に塗ると良いでしょう。

●手洗い
水で洗った時には、しっかりと水気を拭かないと蒸発する際に水分が失われ、
お湯で洗うと油分・水分が失われます。また、石鹸の刺激が手荒れの原因となることもあります。
石鹸は弱酸性のものを使用し、手洗い後はクリームを塗りましょう。

◆手荒れの段階
●手荒れ初期
粉っぽい、軽いかさつき
寝る時にクリームをたっぷりと塗る

●手荒れ注意期
かさつき、皮がむける、軽いひび割れ
手を洗った後は水分をよく拭く
こまめにクリームを塗る

●手荒れ進行期
ひび割れ、赤み、軽い出血
水仕事の際は素手で行わず、
ゴムやビニール手袋をはめる
寝る時にクリームをたっぷりと塗り、綿手袋をして保湿効果を高める

●手荒れ重症期
ひび割れ、赤く腫れる、かゆみ、出血
普段から綿手袋をはめる
ゴムやビニール手袋の下に綿手袋も併用して水仕事をする
皮膚科に相談をする

◆ハンドクリームの選び方
★ビタミン系
全身の肌荒れ・乾燥に
血行改善
マッサージを併用すれば効果もアップします。

尿素
手・指・肘・膝・かかとなど角質化した皮膚に
角質化した皮膚をつるつるにします
傷や出血の箇所はしみるので避ける

★かゆみ止め系
全身の乾燥・かゆみのあるところに
かゆみが治まったら保湿系に切り替える

★保湿系
全身の乾燥に
かさついているところやかゆいところなど
即効性は低い
軽度の手荒れ、手荒れ予防に使える